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海外研修(交流文化体験科目)

 「交流文化体験科目」として、海外協定大学での語学研修や異文化体験学習、英語教員養成研修などに参加し、現地での学びや人との出会いを通して、語学力を高め、多様な文化への理解を深めます。

 では、交流文化学部での実際の海外研修について学生の声を聞いてみましょう。

サンディエゴ州立大学研修 【 和田 奈津未さん 】

サンディエゴ州立大学研修 【 和田 奈津未さん 】

 ホームステイをしながら、サンディエゴ州立大学で英語を学びました。一年中雨が降ることが少ないサンディエゴは、常に良い天気であり、陽気に話しかけてくれる人が多く、住み心地の良い場所でした。ホームステイ先の近所の方々とは毎日挨拶を交わし、食事にも招いて下さり、安心して生活できました。
 学校では、最初に受けたテストを元にクラス分けが行われたため、自分の実力にあった英語学習を受けることができました。授業の一環としてサンディエゴの探索や、アメリカの学生と交流する機会があり、楽しく英語・歴史・文化を学べました。帰宅してからは、1日の出来事を話しながら、家族と一緒に夕食作りをし、この時間が私にとって一番リアルな英語を学べた貴重な時間になりました。  最初は自分の英語力の低さにショックを受け、異文化の中で生活する大変さに直面し、日本に帰りたいと思う日々もありました。しかし、家族と積極的に話し続けることで、伝えたい事は必ず伝わるという事を学び、恥ずかしがらないことが何よりも英語力の上達に繋がることを実感しました。研修中に学んだ事を就職先でも生かしていきたいと思います。

韓国・朝鮮語海外研修(梨花女子大学) 【 杉浦 里子さん 】

韓国・朝鮮語海外研修(梨花女子大学) 【 杉浦 里子さん 】

 夏休み中に行われる韓国語文化研修は、ソウルにある梨花女子大学で韓国語や文化の授業を受けます。語学の授業は、少人数で行われ、日本からの学生だけでなく、いろんな国から異なる年代の様々な人々が参加しております。文化授業は、授業が終わった午後の時間を利用して、クラスメートと一緒に演劇を見に行ったり、博物館を訪ねたりします。梨花女子大学の学生と一緒に、参加型で行われる授業として日韓共同授業というものもあります。当地の学生といろいろな交流がもて、日韓の文化の違いなども楽しく学ぶことができます。
 滞在先の梨花女子大がある新村・梨大あたりは、学生向きのお店などがたくさんあり、放課後や授業がない日は街へ出かけて、ソウルの雰囲気を楽しむこともできます。滞在するホテルはキッチンなどの設備が整っているレジデンスなので、ルームメイトと自炊をしたりする生活も楽しめます。また一般の家庭にホームステイをするプログラムもあるため韓国語を実践する機会ももてます。約3週間という長くない期間ですが、中身の濃い貴重な経験ができる良い機会です。

米国インターンシッププログラム(国際交流センター開設科目)

米国NPOインターンシッププログラム  木下 明子

インターンシップ先にて

 私がこのプログラムに参加した理由は、興味のある分野に携わりながら海外生活ができるからでした。私はもともと海外に憧れがあり、ずっと海外留学をしたいと思っていましたが、英語が特に苦手なため、単に英語を学びに行く語学留学には消極的でした。しかし、このプログラムでは海外で生活しながら、興味のあった教育に関する分野でインターンシップができることを知り、このプログラムに参加することを決めました。
 アメリカでは、メリーランド州にあるOlney Elementary SchoolのKindergartenのクラスでアシスタントをしながら、雛祭りや折り紙などを題材にして日本文化の授業を行いました。初めは日本という国を知らなかった子どもたちも、私が帰国する頃にはみんな日本の事を知ってくれていて、とても嬉しかったです。大人とは違い子どもたちには私の英語がなかなか伝わらず苦労しましたが、優しい担任の先生のサポートもあり、充実したインターンシップ活動ができました。
 1か月という短い期間でしたが、多くの自分の未熟な点に気づくことができました。アメリカという異国でさまざまな事にチャレンジする中で、能力が伴わないためにたくさんの悔しい経験をしました。しかし、このプログラムに参加したおかげで、これからの自分の目標を見つけることができました。これからはその目標に向かって励んでいきたいです。この1か月は私にとってとても貴重な経験となりました。
 帰国後、私はアメリカでの異文化経験を通して、ツールとしての英語の大切さを痛感しました。 将来、自分が興味を持っている教育に携わって行く中で英語能力は必ずしも必要であるかは分かりません。 しかし、これから世の中がよりグローバル化し、物事が世界基準になっていく時代の中で、より世界の事情を理解したい私にとって、英語は社会に出る前に身につけておきたい必須の能力になりました。そして、英語を学ぶために、イギリスへ行く事に決めました。

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