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中郷 慶

中郷 慶

自己紹介

 名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程英文学専攻(英語学専門)満期修了。
 専門は英語学、コーパス言語学、音声学、日本人英語学習者に対する英語発音指導。
 主な業績に『音声学(朝倉日英対照言語学シリーズ2)』(共著)、『こうすれば英語が聞ける』(共著)、『読める英文法・聞ける英音法』(共著)、『ウィズダム英和辞典』(項目執筆)、『英語学用語辞典』(項目執筆)など。
 交流文化学部では、ゼミでの指導のほかに、英語統語論を中心とした授業と、英語音声学をテーマとした授業を担当しています。
 高等学校までの英語の学習とは全く違う角度から英語を考察することによって、「ことばを学ぶことの楽しさ」を感じてもらいたいと思っています。また、論理的思考力の育成も目標としています。
 学生時代に英検1級、通訳案内業試験(英語)などに合格。TOEIC 965点。
 授業では英語の学び方についても、さまざまな角度から触れることにしています。

担当科目一覧(学部)

  • ELS 2(英語発音)
  • 言語文化2(言語の形式)
  • 交流文化演習1a, b
  • 交流文化演習2a, b
  • 卒論指導I, II
  • 基礎演習

担当科目一覧(大学院)

  • ランゲージスタディーズ特講3
  • ランゲージスタディーズ演習3
  • 課題実践Ⅲa, b(ランゲージスタディーズ)

(担当)主科目の内容

 「ELS 2(英語発音)」では、日本人が英語を話したり読んだりするときに誤りやすいリズム、イントネーション、発音の問題などに留意し、学生のレベルに合わせながら、演習形式で英語の発音訓練を行っています。
 この授業の目的は、英語のリズム・イントネーションの特徴を正しく理解するとともに、多くの日本人英語学習者が不得手とする単音の発音、連結や脱落などに注意しながら、英文をより英語らしく読めるようになることです。

ゼミの卒業論文テーマ例

  • 日本人英語学習者の「勧誘表現」の習得
  • 主語発想の日英比較
  • “I’m sorry” “Excuse me”と「すみません」および「ごめんなさい」―場面における使い分けのルール―
  • comeとgoの語法比較―比喩的用法に焦点を当てて―
  • 日英語の動詞と無生物主語構文の違いについて