大学3年生のときに日本語教師になりたいと思い立ち、勉強を始め、それから今まで日本語教育に関わっています。
日本語教育の世界は、社会情勢などに大きな影響を受けます。情勢の変化に目を向けつつ、目の前にいる学習者に何が必要なのかを自問しながら、教育に取り組みたいと考えています。
研究では、1)日本語音声でいろいろな感情を表すとき、声の高さや長さなどがどう変化するか、2)日本語学習者はどの程度・どのように日本語音声から感情を聞き取るのかについて主に取り組んでいます。
例えば、「温泉に行こう」という誘いに対して、「温泉?行きたい!」と言うときと、「温泉?私はちょっと…」と言うときでは、「温泉?」の声の高さや長さは変わります。
日本語学習者がこのような音声の情報をどう聴取するのか明らかにしたいと思っています。
日本語教育入門:かつてないほど日本に暮らす、日本を訪れる外国人が増えている現代において、日本語教育はこれまでよりずっと身近なものになっています。
授業では、日本語学習者とはどんな人たちか、日本語を教えるにはどんな知識、技能が必要かを知り、今後の日本語教育のあり方や課題について考えます。
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